Documentation/Calc 関数

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    はじめに

    The Document Foundation Wikiの Calc 関数 セクションは、LibreOffice Documentation Team によって管理されており、Calc ユーザーが利用できる関数に関する技術情報のリポジトリです。これらの関数は通常、関数ウィザード を通じてアクセスされますが、他のルートを通じてアクセスされる場合もあります。

    このセクションに記載されている資料は、システムのヘルプファイル内 および Calc ガイド の対応する情報に代わるものではありません。これらの Wiki ページの役割は、追加の背景、説明、画像、図面、ユースケース、およびデータを提供することであり、これらを組み合わせることで、関数のより包括的な技術的説明が提供されます。

    現況

    この序章を書いている時点 (2020年1月) では、Calc 関数 wikiページは開発中です。時間が許す限り、それらは追記されます。 書き始めでは、各関数のページには、上部近くに“Under construction. 、今のところ、システムのヘルプファイルを参照してください” というテキストを含む情報ボックスが表示されます。ページの入力が完了し、レビューされると、この情報ボックスは削除されます。

    システムヘルプファイルや Calc ガイド とは異なり、Wiki の Calc 関数 セクションは LibreOffice ソフトウェアの特定のビルドを対象としたものではありません。歴史的に見て、関数は通常ソフトウェアから削除されたり、機能が変更されたり (バグ修正によるものを除く) することはなく、新しい関数は利用可能になったときに追加されます。Wiki ページは、ボランティアの努力が利用可能になったときに 新しい関数が追加され整備されます。更新のたびに、ページには利用可能な最新情報が反映されます。

    関数の検索

    各関数は、Wiki の個別のページで説明されています。特定の関数のページにアクセスするには、List of functions ページの動的テーブルを使用します。このテーブルでは、関数名とカテゴリでソートおよびフィルタ処理できます。

    関数説明ページの構成

    各関数の情報は、次の見出しの下に共通の形式で表示されます。

    • Function name
    • Category
    • Summary
    • Syntax
    • Returns
    • Arguments
    • Additional details
    • Examples
    • Related LibreOffice functions
    • ODF standard
    • Equivalent Excel functions

    一貫した説明を表示するために、Wiki ページでは、ヘルプファイル および Calc ガイド に既に含まれている情報を繰り返す場合があります。

    関数の構文

    すべての関数の構造は似ています。一般的な例として、Calc データベース内で検索条件に一致するセルを検索する関数の構造は次のとおりです。

    =DCOUNT(データベース;データベースフィールド;検索条件)
    

    関数は単独で存在することはできません。常に数式の一部である必要があります。したがって、関数が数式全体を表す場合でも、数式の先頭に=記号を付ける必要があります。Wiki のこのセクション内のページでは、関数の構文を定義していますが、便宜上、= 記号は省略されています。= 記号は、関数を参照する数式の例に含まれています。

    数式内の関数参照の位置に関係なく、その参照は関数名で始まります (上の例ではDCOUNT)。慣例により、関数名はすべて大文字で入力されますが、小文字または大文字と小文字が混在している場合も正しく読み取られます。Wiki のこのセクションでは、わかりやすくするために関数名は大文字で記述されています。

    関数名の後には、関数の引数のリストが丸括弧で囲まれて表示されます。関数に引数がない場合でも、数式で関数を使用するときには丸括弧を含める必要があります。特にオプションとして指定されていない限り、リストされた引数はすべて必須です。関数を使用する場合、引数は正しい順序で入力する必要があり、各引数は期待される型である必要があります。引数の順序が異なる場合、または引数が期待される型でない場合、関数はエラーメッセージを返すか、予期しない応答を返すことがあります。

    関数の引数を区切るために特定の文字が使用されます。多くの場合、デフォルトはカンマまたはセミコロン (;) ですが、 ツール ▸ オプション ▸ LibreOffice Calc ▸ 数式 ▸ 区切り を使用して独自の設定に合わせて変更できます。Wiki のこのセクションでは、関数の引数を区切るためにセミコロンが使用されます。

    省略可能な引数は、その引数の名前が角かっこで囲まれて示されます。数式で関数を参照する場合、省略可能とマークされた引数は、その後に引数が続かない場合にのみ省略できます。たとえば、4 つの引数を持つ関数で、最後の 2 つの引数が省略可能とマークされている場合、引数 4 または引数 3 と引数 4 を省略することはできますが、引数 3 だけを省略することはできません。多くの場合、省略可能な引数を省略すると、その関数に固有の既定値が適用されます。

    略語

    Calc Functions wiki ページ内で使用される 略語リスト が利用可能です。

    Calc 関数の Wiki ページを更新するためのガイドライン

    Wiki のこのセクションのページを更新する場合は、変更を行う前にGuidelines and Tips をお読みください。